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バルーンバッグフェア開催中
雨季も終わりに近づいた今頃は毎年まとまった雨が降るイメージがありますが、
雨が少ないと言われている今年も例外ではなく最近はよく降っていますね。

バンコク店ではバルーンバッグフェアを開催しておりますが、
初日で完売してしまったバッグが2点のみ再入荷しております。
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鮮やかなお色味、優しいお色味と各種ございます。どのお色味を見ても丁寧な織模様と光沢のある生地により上品な仕上がりとなっています。
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バルーンバッグフェアは9月30日(土)まで開催しております。

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※タイ国外にお住いのお客様へも郵送サービスあります。(郵送料実費)
 下記のメールまたはInstagramへお問合せください。
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[2023/09/25 20:59] | セール・イベント情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
バルーンバッグフェア開催
毎回好評頂いています『バルーンバッグ』
フェアが始まります。
 期間 9月13日(水)〜9月30日(土)
 ※期間中定休日の月曜日は営業致します。

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ソップモエアーツの伝統の柄『ナンダイヤモンド』をたくさんの色を組み合わせ丁寧に織りあげ仕立てたバッグになります。
形が丸く風船に似せた事からバルーンバッグと名付けました。
毎回お色違いを発売している為、新作のお色を楽しみに待って下さるお客様もいらっしゃいます。

今回は黄色を取り入れ柔らかい感じに仕上げたバッグもご用意致しました。
布製のためとても軽く、たくさんの荷物が入るのも特徴です。
明るい温かみのあるお色は若いママさんに、落ち着いた色合いはお母様や歳上の方におすすめです。

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バックをポイントにオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。
気持ちも弾みそうです。
14種類のお色を各2つずつご用意しております。

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期間中は標準価格から10%offの特別価格になります。

貴方がお好きなお色のバッグをぜひご覧になり合わせてみてください。
皆さまのお越しをお待ちしております。

[2023/09/05 10:00] | セール・イベント情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
夏の感謝セール
日頃のみなさまのご愛顧に感謝し、バンコク店では年1回の感謝セールを下記の日程で開催いたします。

期間:7月18日(火)から22日(土)まで
店内一部対象商品を除くほとんどの商品が10%〜30%オフになります。
ちょっと気になっていた品物や夏休み日本一時帰国のお土産にお買い物するチャンスです。

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kelim Collectionや、1年を通して人気の高いBLACK and Whiteのバッグやランナーも対象となります。
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ミニマットやランナーも揃っておりますのでこの機会にぜひ!

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皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
[2023/07/17 10:00] | セール・イベント情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
ソップモエアーツ工房を訪ねて②
朝、集合時間より少し早くテラスに行ってみました。鳥のさえずりと川面から吹き寄せる風は優しく、早起きをしてホテルの近く川沿いを散歩したら良かったと…ちょっと後悔をしました。
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朝食後チェンマイに向け出発。
途中、磯村さんが好きだというお寺『ワットトンクウェン』に立ち寄りました。『ワットトンクウェン』は木造でしっとりしたとてもいい雰囲気のお寺。調べるとチェンマイの隠れた名刹と言われているようです。
ドラマのロケ地にもなったらしく、北タイ衣装を着た女性達が楽しそうに写真を撮っていました。
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お寺に立ち寄った後はSansai工房へ向かいました。この工房はチェンマイ店からバイクで30分。ソップモエアーツの活動にご賛同下さったタイの有力者のご遺志で寄贈された土地建物で、ケントさんが新作や色合いの相談に来やすい場所でケントさんと考える工房です。
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織物機が2台がある建屋と、バスケットを作る燻小屋と、今まで織った布や壁掛けやサンプル品が多数保管されている建屋からなっています。

San Sai工房はご夫婦のみ。
ご主人はバスケット作り、
奥さまは織物担当。
奥さまは別の所でスカーフを織っていましたが、家族でチェンマイ工房に移ってきてくれたそうです。
訪ねた日はラオ柄を製作中。
私達も体験で織らせてもらいました。
ボランティアのお子さんも織物体験し、
終わってからも織り子さんが織る様子をずっと興味深そうに見ていた目が印象的で
いい体験ができたようです。
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工房では縦糸掛け、糸巻きなど全て1人でやっています。
ラオ柄は朝から晩まで1日やっても出来上がるのは1m。スカーフは模様糸が少なく渡す糸も絹糸で滑るため1日で1.8m織る事が出来ると言っていました。
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バスケット作りではRattan Basket Vineを作っていました。
まず土台になる骨格を決め、底の部分から濡らして柔らかくした藤で横に編みながら底を作り、編み目を増やすために細く作ったひごを編んだ中に縦に継ぎ足しながらキッチリと編んでいきます。

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完成したら、燻小屋に入れ薪を焚いて燻します。
燻す事は防虫防カビが目的ですが、
燻す事により独特の香りと美しいアメ色に仕上がります。
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旅の締めくくりは、
ソップモエアーツチェンマイ店に寄りケントさんにご挨拶しました。
チェンマイ店は店内に入ると正面に大きなバスケットHowdahに大きな胡蝶蘭が飾られているのが目に入ります。
このバスケットはソップモエアーツを代表するバスケットの1つですが、ケントさんが象に乗る時に使う『ハウワー』からヒントを得たデザインで見事なバスケットでした。
店内はセンスがあふれる素敵な空間でした。
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今回の旅では
ソップモエアーツを支える皆さんの仕事現場や技術を直接見ることができ改めてその素晴らしい事に感動しました。

一泊二日と短い時間でしたが、自分では行く事が出来ないミャンマー国境近くの工房まで行く事ができ、織り子さん達にも会いとても貴重な経験と思い出ができました。連日車を運転し私達を案内してくれた磯村さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。

[2023/07/06 18:54] | 旅行記・講演会など | トラックバック(0) | コメント(0)
ソップモエアーツ工房を訪ねて①
今年2月、1泊2日でソップモエアーツの工房を訪ねる旅に、ボランティア2名+ボランティアのお子さん(小6)とボランティアの友人1名で行ってまいりました。今回2回に分けてこちらに掲載したいと思います。

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1日目、早朝の便でチェンマイに到着。
メーホンソン県、メーサリアン郊外の織物センターまでは、チェンマイから南西に280Km。空港から磯村さん運転で4時間の山道を走ります。道路は舗装されていますが急坂でカーブミラーがない道を行かなければなりません。途中対向車に気をつけながらゆっくり走る大型ダンプカーを追越しながら走ります。
遠くには山々が見えるはずでしたが、山焼きの影響か、せっかくの山々は薄っすらとしか見えません。12月・1月頃であれば綺麗な山系が見れたようです。でも近くの山々や畑の風景は日本の田舎を思い出させ、気候は日本の新緑の頃と同じに感じました。

途中、チェンマイから1時間半ほどの所にある『パー・ダー・コットン・テキスタイル博物館』を見学。
通称ダーおばさんが祖母の影響を受け、伝統的な薬草による綿布の草木染めや織物を始めた場所。
竹林の道を抜けると、広大な敷地内にチーク材を使用した高床式の建物が数軒並び、
建物二階はダーおばさんの足跡をたどった博物館になっていて様々な物が展示されていました。
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ここで織られる綿布は木綿とは思えない柔らかな風合いと独特のパステル調の色合いが特徴でピンクとグリーンはここだけのもののようです。
ここでも北タイに残る手仕事の素晴らしさを知りましたが、コロナ禍以降再開が難しいらしく残念。

途中、ランチ購入と休憩の為停車し、
また山に向かって車は走り出しました。
山道のアップダウンを繰り返しながら2時間走った所でメーサリアンの町に入り、
いよいよメーサリアン郊外のソップモエアーツ織物センターに到着。
もともと織り子さん達が暮らしていた場所メトラ村は現在の織物センターからは2時間位車で行った秘境になり、通う事が大変で皆さん現在の織物センター近くに移転し織物を継続。
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織物センターは、屋根と床だけの建屋に織物機が8台並ぶ工房。現在6機稼働中。
機織り機は足踏み式で木材と竹で組み立て作られた物。
女性達は自分達で作ったカレンブラウスに巻きスカートを着て出迎えてくれました。それぞれ色・デザインが異なり個性的なブラウスは皆さんによく似合っていました。
訪ねた日に織り物をしていたのは女性4名。男性1名。
織物センターには平日は他の仕事をし休日にセンターで織る人もいます。
旗織機は織るデザイン(柄)によって決められ、模様を出すための竹棒がパターンの順に並びセットしてあります。
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旗に縦糸を掛ける作業には2人がかりで1週間。この作業が出来るのはリーダーの
Lergiご夫婦のみ。
何百本もある縦糸を結びつける作業はとても大変な作業です。

織物に使用する糸を購入するのは製品の均一化のためでもあります。
染めてもらう場合ロットは70m。
糸1束で1~1.5m織れます。
絹糸、ヴィスコースを購入する店はそれぞれ決まっています。
糸を杼(ひ)に巻き付ける作業にも1つに1日かかります。

織物を作る際は全て一度サンプルを作りチェックして取りかかります。

今日の皆さんの作業風景は、
男性は5月のプロモーション予定のケリムコレクションに使用する布を織り、
女性達は、
ベトナミーズを絹糸で織る人、
現在販売中のさくら色ティーマット用を織る人、
オレンジ色の壁掛けを織る人、
藍色の壁掛けを織る人。
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皆さんテンポ良く織り上げていきますが、
ピンと張られた縦糸に足を強く踏む動作や、横糸を通す際の片手で模様の糸を押す作業は両手両足を使っての重労働になります。
正面にある模様替えのための束になった糸を順番に入れ替えたり、自分の近くには色を変えるための糸を置き糸を付け替えながら、段数を数えながらの作業は、
暑い中集中力も必要になり、気の遠くなるような作業だという事を実際に見て良く知ることが出来ました。

織物センター見学後は陽が落ちる前にミャンマー国境の川に向かいました。
織物センターから国境の川までは車で1時間30分。 途中山間の小さな村を通ると、そこで暮らす子供達やその土地の人達の暮らしも見ることができ、
この辺りの屋根は葉っぱを葺いた『葉っぱ葺』も初めて見て興味深いものがありました。
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ミャンマーとの国境の川にはミャンマーとタイを行きす舟があり、タイ対岸には生活雑貨や食料品のお店がありミャンマーから買い物に来るようです。こうした風景を見られたのも良かったです。
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この日は、メーサリアンのRiver House Hotelに宿泊。ホテルの前には川が流れ、こじんまりとした雰囲気のいいホテル。ロビーにはソップモエアーツの壁掛けが飾られ、各部屋にはソップモエアーツのWhite&Blackのクッションやランナーが使われていてホテルの雰囲気によくあっていました。
夕飯はホテルの近くのお店で食べました。
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第二回に続きます。
[2023/06/29 09:26] | 旅行記・講演会など | トラックバック(0) | コメント(0)
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