ご無沙汰しました。2月4日から7日までのエキサイティングな山の旅から戻ってきました。
実は帰ってきてからもう1週間なのですが、さすがに先週は疲れが出て、日々のことを追い
かけるのが精一杯。やっと元気が戻ったところです。
今日のブログはちょっと個人的な話です。
今朝から朝30分のWalkingを再開。去年の8月からこれだけは欠かさず続けているのですが、
さすがに先週は疲れてもう筋肉がギブアップしていました。
実は既に1年半近く前、2008年の9月に運動をしていてアキレス腱をいためて
しまいました。幸い切れはしなかったのですが、治るまではジャンプも走ることも早足で
歩くことすら禁じられ、歩きすぎるとふくらはぎの筋肉が棒のように固まってしまって
どうすることもできませんでした。7ヶ月かかってようやくアキレス腱は正常に戻りましたが、
今度は筋力が落ちていてたくさん歩くことができず、もう好きな山を歩くことはできないのだ
ろうかと、悲観した時期もあります。子供も7歳になり、山の村へ是非また行きたいけれど、
歩けなくては無理だなあ、と思っていたのです。
毎朝のWalkingの甲斐あって脚はかなり丈夫になり、今回思い切って山へ行ってきました。
村の中の道は急傾斜、家から家へ布やバスケットを見せてもらいに歩き回り、高床式の家への
竹のはしごを上ったり下りたりの繰り返し。巨大なカレン族難民部落では、中を流れる川を
ぐらぐらで細ーーーいつり橋で渡って、川向こうの村からバスケットを担いで戻ったり。
かなりのハードワークを、私の足は見事にこなしてくれました。
9年前に訪れた時にくらべて激動ともいえるほど変わったこともあれば、山のたたずまいや
そこに暮らす人々のやさしい表情など昔のままでほっとしたこともたくさんありました。それは
また次のブログに書きます。
でも、何よりもうれしかったのは、自分の足で歩いてまたあの山奥の村へ行けたこと。
このプロジェクトをこれからもサポートしていくんだ、この人たちの人生に関わっていくんだ、
という覚悟が胸のそこから湧き上がってきました。
というわけで、今日はバスケットの入った袋をかついでつり橋を歩いて渡る私の写真です。
