2ヶ月のご無沙汰でした。日本の実家へまる1ヶ月帰省したり、子供の学校の新学年スタートでいろいろあったり、せわしくしていて、ブログをUPしない日が続いてしまいました。すみません。
さて、バンコクのフリー日本語情報誌の老舗的存在の「DACO」に、Sop Moei Artsは小さな広告を出していますが、店の場所や電話番号を載せるだけではつまらない、と思い、DACOの担当の方(とても親切なMr.I)のアイデアで昨年から「Sop Moei Artsの物語」のようなショートショート文を広告の中に書いています。
最近の記事は「テキスタイルそもそも」という題で、Sop Moei Artsの代表的な織物紋様の由来を書いています。
よく店にいらっしゃるお客様や、長年関わってくださっているボランティアの皆さんでも「へえ、そうとは知らなかった」「布を見るのがもっと楽しくなった」と言って、楽しく読んでくださっているようです。
というわけで、ブログのほうにも、その「テキスタイルそもそも」をこれから少しづつ書いていくことにしました。
初めの今日は、なんと言ってもSop Moei Artsの織物の代表格で、プロジェクトの最初からずーーーーっと変わらず織られている柄、「ナン ダイアモンド]とよんでいるものです。
ナンと言うのは、インド料理のパンではなくて、タイの一番北東の端にある県の名前です。もちろん山岳地帯で山岳民族も多く、その中に織物で有名な「タイルー族」がいます。この「ナンダイアモンド」柄は、タイルー族に古くから伝わる柄で、ナンの県立博物館に行くとかなり古い布でこの紋様のものが展示してあります。
(私も見てきました)テーブルマットやランナー、壁掛け、バッグと、あらゆるものに活躍するこのパターン。
今日は、私自身が使っているバッグの色でご紹介します。
次回はこのあっと驚く、「ナンダイアモンド」のバリエーションをお見せします。
