12月も29日。日本では大掃除や、年末の仕事おさめや、お正月の準備で、皆さんが忙しくしていらっしゃることでしょう。今年の冬は世界的に寒いようですが、いかがお過ごしですか。
ここバンコクはこの数日涼しくて快適な日々です。もちろん常夏ですから半袖で十分ですが、ちょっと軽いショールなど巻いてみたい気分です。
今年も1年間、本当にいろいろなご縁がありました。
うれしい悲鳴は、SopMoeArtsの生地で着物の帯をつくりたい、というご注文がたくさんあったことです。実は私自身、着物が大好きで、バンコクではなかなか着る機会がないにもかかわらず、かなり以前からゆかたに使う半巾の帯をSopMoeArtsの布で仕立ててもらったりしていました。
今年は立て続けに帯にするために布を注文してくださるお客様があり、うれしい年でした。帯になったものを着付けた写真を見せていただくのが楽しみです。
そのうちの1件のお客様は、茶道関係の方で、帯だけではなく、SopMoeiArtsの布で着物のコートや、バッグ、小物などハイセンスなものをデザインして日本で紹介してくださっています。
「Hechi」というちょっと耳慣れないお名前のブランドですが、この名前は古いお茶人に由来するそうです。詳しくは是非そちらのWebサイトでごらんいただくとして(www.hechi.jp)、今日は私が直接拝見した素敵なバッグをご紹介します。
とても上質の革でていねいにつくられたバッグに、SopMoeiArtsの手織りの布がアクセントとしていかされています。こんなバッグをもって町を歩けたら、さぞ小粋だと思いませんか?

ちなみにご参考小売価格は、革の色や布の使い方によって、28,000円から34,000円だそうです。
来年も、このようなお客様との出会いとコラボレーションを楽しみに、山の村から美しいデザインと手仕事を皆様にお届けする仕事を続けていく所存です。
どうぞ皆様、良い年をお迎えください。